合格に必要なのは最後の1カ月の追い込み

合格に向けてのポイント

行政書士試験まで一月を切りました。

多くの受験生が復習をし、模擬試験を受け、また復習をするという時期でしょう。

私は4度の模擬試験で一度も合格点に達せず、最後の一月は必死で勉強しました。

この期間が、授業も終わり新しい知識がないので一番点数を伸ばすチャンスです。

今からの勉強でも間に合います。この一月をどう過ごすかによって合否が分かれ目。

是非、チャンスをものにしましょう。

模試の結果が悪くても粘る

合格できるかどうかの境目が直前期の追い込みです。

私は、一日の学習量を決めて、それが終わらないと寝ない。という勉強スタイルでした。

大体真剣に勉強して7時間くらいかかる分量です。

模試の結果は惨敗で、180点を越えることは一度もなかったです。

しかし、模試で自分が苦手とするところや、テキストの読み残しが発見できその後の勉強に活かすことができました。

 

残り一月が一番勉強できる環境

アプトプット中心の勉強方法

残り一月はもう授業や新しい論点は残っていません。もし勉強していない箇所があるならすぐに終わらせましょう。

ここからは記憶の精度を上げていく気持ちで問題を解いていきましょう。

すでに5回も6回も解いていても間違う問題、苦手な科目、記述に出そうな条文等が中心。苦手科目なので気が滅入りそうになりますが、あとひと月の辛抱です。

出来る限りアウトプットに時間をかけていきましょう。

勉強の中心は模試と苦手科目

最終の合格点は6割です。そこまで難しくなさそうに思えますが、模試を受けると大変さがわかります。

模試を通じて、民法、行政法、憲法の苦手科目をあぶりだしましょう。

他の科目も重要ですが、この3法を固めないと合格は厳しいです。

民法は、総則、物権、債権、親族相続のうち点数が悪かった科目。

行政法は、行政法の一般的な法理論、行政手続法、行政不服審査法、行政事件訴訟法、国家賠償法及び地方自治法で理解が低かったところ。

憲法は、統治なのか人権なのか、判例なのか条文なのか、苦手とするところが人それぞれです。

基本的に過去問の解き直しが一番有効です。民法なら要件、行政法なら条文を意識して覚えていきましょう。

要件・条文を意識して記述対策

試験の中で配点が高いところが記述の60点です。

ここで、30点以上取らないと合格は厳しいでしょう。

最近は広い範囲から出題される傾向にあります。

以前のように、債権と物権、行政3法だけを勉強するのではなく、総則や親族、国家賠償法等も意識して勉強する必要があります。

択一を勉強中にも、○×だけではなく、民法は成立する要件を、行政法は条文(漢字含めて)を覚えていく気持ちで解いていく必要があります。

一番勉強ができるときにやりきろう

ここまで勉強を頑張ってきたあなたなら必ずできます。ここが合否の分かれ目です。

あとひと月、不安や気持ちの揺れが大きいでしょう。ただ、今しかできない勉強が必ずあります。

悔いの残らないようにできることから始めていきましょう。

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