試験問題を解く順番

試験問題を解く順番 合格に向けてのポイント

行政書士試験の解く順番はどうしていますか?

いつも一般知識に入るころには集中力も途切れて意識もうろうで問題を読んでいるなんてことしていませんか?

意識もうろうで答えた一般知識の正答率が悪く足きりを食らう。。。そんなときは解く順番を変えてみましょう。

私は一般知識の文章理解から解いていました。

一般知識の足切りが恐かったため、集中力と時間があるうちにといておきたかったのです。

人によってスタイルが違うでしょうが、この解く順番によっても合格できる可能性に変化があると思っています。

まだ、自分のスタイルが決まっていない人は模試を受けて精神的に安定する方法を確立しましょう。

今回は私が試験で行った解き順と考察をしていきたいと思います。

ひーちゃん
ひーちゃん

精神的に安定する解き順を探しましょう

 

 

私が模試で練習した解き順

時間配分、解く順番、トイレのタイミングを確認するため8回の模試を受けた結果このようになりました。

試験科目 出題形式 科目 解き順
法令等
(46問)
択一式
(43問)
5肢択一式
(40問)
基礎法学 4番目
憲法
行政法
民法
商法・会社法 6番目
多肢選択式 憲法 5番目
行政法
記述式(3問) 行政法 3番目
民法
一般知識等
(14問)
択一式 5肢択一式 政治・経済・社会 2番目
情報通信
個人情報保護
文章理解 1番目

文章理解⇒一般知識⇒記述式⇒択一(基礎法学から民法まで)⇒多肢選択⇒商法

模試では1時間40分程度。

じっくり解くことはせず、直感で全問解答用紙を埋めることを優先しています。

時間がないとされる行政書士試験ですが、気持ちを落ち着かせるため2周目の確認する前に必ずトイレに行っていました。

本試験で普段より20分以上時間がかかったのでかなり焦りましたが、トイレ休憩で落ち着きました。

いつもの行動をとることによって安心することができます。

解く順番を決めた理由

解く順番を決めた理由は下記の通り。
・直感は前半の方が精度が高い
・万が一時間が足らない場合正当しやすい問題を早めに解く
・記述は択一の前に解く

「直感は前半の方が精度が高い」

何度か試験を受けた結果、前半に解いた問題の方が二択で迷った時の勘があたる傾向にありました。
民法や行政法に比べて、確答が難しい一般知識や基礎法学から解き始めるようにしました。
万が一時間が足らない場合正当しやすい問題を早めに解く
本試験では急にお腹が痛くなったり、思ってたより机が狭い、隣の人の貧乏ゆすりが気になる等何が起きるかわかりません。

そのため、足きりを避けるため得点になりやすい問題を優先的に解いておくことが必要です。

ある程度問題を解くことによって平常心を保つこともできます。

 

ひーちゃん
ひーちゃん

万が一時間が足らないことを考慮して正解しやすい民法・行政法を早めに解く

 

行政書士試験は時間が足らなくなる可能性があるテストです。
私は解くのが早く1時間40分で60問回答し、見直し一回と、転記チェックで3時間をフルに使っていました。
1時間40分はかなり早い方です。早く回答すれば良い、遅いとダメというものではありません。
「見直しは一切しない、二回目の方が間違う」「最後に時間が足らなくて会社法は時間がなくてすべて4にマークした」人も合格しています。

「記述は択一の前に解く」

これは予備校に行っていたときの先生からのアドバイスです。

記述式は60点で全体の1/5の非常に配点の大きいところ。ここで30点以上をとらないと合格は厳しくなります。

初見で正解を書くことができればいいのですが、どうしても思い出せない論点に当たることもしばしば、、

そんなときは一旦わかる範囲で記入しておいて(0点は防ぎます)部分点を稼ぎに行きましょう。

記述式は基本的に択一と被らないように作成されていますが、試験途中でふとした時に記述の内容を思い出すことがあります。

ひーちゃん
ひーちゃん

思い出せれば良し。そのままでも部分点を取れるようにしましょう

①文章理解
かなり時間のかかる文章理解(15分~20分程度)。
基準点を超えるために二問~三問は必ず正解したいところです。
時間配分と集中力がまだある点を考慮して一番最初に解きます。

②一般知識
ここも足切り回避のために時間に余裕のあるうちに解答しておきます。

③記述式
一度記述式をといて、もし満点の答案ができなくても解答用紙に記入して次へ進みます。
途中でハッと思いだしたら戻って書きなおしをします。

④択一(基礎法学から民法まで)
基礎法学から民法は順番変えてしてもあまり正解数があまり変わらなかったので、転記ミス対策の為そのまま第一問から。

⑤多肢選択
ここはあまり得点源にはならないので時間をかけずにスピード重視で。
憲法よりは行政法の方がしっかり読んで解答。

⑥商法
一番勉強していないので後回しにしました。
時間が足らない分からないときは④番。

第一問から解かないことのデメリット

優先順位の高い問題から解答していくメリットを紹介しました。
次に第一問目から解かないことのデメリットを見ていきましょう。

第一問から解かないことのデメリットは「転記ミスの可能性」「慣れないと解答するのに時間がかかる」ことです。

転記ミスの可能性
問題を解くたびにマークシートに記入する場合、順番通りに解答していかないので解答とマークシートがずれる可能性があります。

どこかで一つ間違うとその後の数問すべて書きなおしになります。

非常に時間のロスが生まれ精神的にもダメージが出てきます。

慣れないと解答するのに時間がかかる
何度も練習して解かないと次はどの問題を解くか迷うことがあります。

「あれっ記述の次は民法だっけ?基礎法学だっけ?」という感じです。

これも非常に時間のロスのうえ精神的にもダメージ。

何度も本試験型の解く練習をすることによって解答スピードが上がっていきます。

二週目のコツ

迷った問題はファーストインプレッションの方が当たっていることが多いです。
二週目で答えを変更して失敗したなんていう話は毎年あります、一度決めたら変更しない方が良いと思います。

では二週目で必要なことはケアレスミスの発見。

60問も解いていると読み違えや転記ミス、勘違いが1~4くらいでてきます。

特に転記ミスは本当にもったいないのでマークシートと良く確認しましょう。

まとめ

行政書士試験の問題は60問と非常に多く頭から解いていくと後半焦りが出てきてしまいます。
180分の長いようで短い時間をどのように使うかが合否に大きくかかわります。

自分なりの点数の伸びやすい順番を探してはどうでしょうか。

そのために模試をたくさん受けることをおススメします。

模試は大手予備校の教室で受けれるものが試験の雰囲気がわかるので、解き方を試すのに最適です。

合格者のインタビュー
「スグにまねできる」合格者の勉強方法とは?
【フォーサイトHPより】

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