「英会話」「資格をとるため」「プレゼン資料を作るため」と社会人になっても勉強する機会がたくさんあります。
しかし、勉強の始めたては調子が良くどんどんはかどりますが、なかなか何週間、何カ月と継続していくまでに途中で挫折してしまう人も多いです。
学生も社会人も勉強をしようと思っていてもなかなか続かないと悩んでいる方多いですよね。
今回は勉強が続かない人の特徴と簡単な継続方法についてご紹介します。
勉強が続かない人の3つの理由
勉強が続かない人には次の様な特徴があります。
理由1 セルフイメージができてなく、勉強した後のことを想像していない
勉強を続けられない人の特徴に試験に合格した後のイメージをしっかり持っていない人がいます。
なぜ勉強を始めたのか、その資格を生かして人生を豊かにするためだという人がほとんどだと思います。
しかし、目の前にある勉強をこなしているとだんだん目標としていたイメージがどんどん薄れていってしまうもの。
モチベーションの維持が非常に重要となってきます。
理由2. 勉強する時間がない
受験生にとっての一番重要なところが時間のコントロールです。この勉強時間の確保がうまくいかないと行政書士の試験に合格することはできません。
今までしていた食後のテレビ、通勤途中の動画再生、趣味の時間。どれかを削らなければなりません。
「帰宅したら勉強する」「ご飯終わったら勉強する」という勉強法ではなかなか続きません。
「帰宅したら晩御飯の用意をして」「ご飯中に見ていたテレビが終わったら」に変わってどんどん予定がかさんでいきます。
「5分空いたら憲法の問題集」「30分空いたらテキストの○○ページから○○ページまで」と待ち時間や空いた時間等のスキマ時間を有効な勉強時間に使うことが重要です。
理由3. 成績が伸びず停滞期で諦めてしまう
勉強の最中、突然勉強が頭に入ってこない時期があります。それは「停滞期」といい、ある程度学習が進んだ証拠でもあります。
それを超えれば、今までわからなかった所が一気に理解でき全体の理解が進みます。
しかし、停滞期は人によって長く続くことも。その時期が非常に辛く、勉強しても覚えられないと思い悩みモチベーションが下がってしまいます。
これが勉強が続かない理由です。
勉強を続けるコツ
勉強を続けるルーティーンを作ることです。
ルーティーンとは「決まった手順や」「日課」のことを言います。
ラグビーの五郎丸選手がキックの時にするポーズが有名ですね。
勉強するスイッチを入れる方法を決める
「勉強専用の椅子に座る」「毎日お昼の一時から○○時間勉強する」「電車に乗ったらユーチューブを辞めて勉強の講座を聴く」等人それぞれ勉強始めるきっかけを作りましょう。
私の場合は、一日一冊問題集をしてました。
集中して解いていると3時間ほど、気が散ってしまうともう少し時間がかかってます。
通勤途中やお昼ご飯終わり等を使って自宅で学習する分量を減らしたりと工夫してました。
早く終わればテレビと動画再生、長風呂とリラックスする時間が増えるので必死で勉強してました。
勉強を続けるための小さな目標を立てる
試験勉強は長いスパンでの勉強が必要になります。
ゴール地点が試験合格に設定してしまうとどうしても中だるみができてしまい継続して勉強することが難しくなります。
そこで一週間や二週間単位で小さな目標を立ててそれをクリアしていくことによって、達成感が生まれ継続しやすくなります。
例えば、「問題集の1単元を一週間で満点をとる。」「一日の勉強範囲を決めてそれをやりきる」
「テキスト○○ページから○○ページまで条文を暗記する」等です。
今日は勉強したな!という小さな達成感が継続のカギとなります。
勉強を続けるために周りを巻き込む
勉強を続けるために周りを巻き込むという方法があります。
例えば「一発で行政書士試験に合格する!」や「問題集の問いを出してくれ」等、人に宣言したり暗記の手伝いをしてもらう手法。
人は不思議なもので試験に一発合格すると宣言すると、「途中で辞めたら恥ずかしい」とか、「一発で合格できなかったら・・・不安」と自然と勉強を続ける気になります。
周りを巻き込む方法として「人に説明する」というものがあります。
例えば、民法を知らない人に「債権者代位権」について分かりやすく説明するというものです。
紙とペンを使っても良いでしょう。
「債権者代位権というのは債務者が持っている債権を自分で行使できるもので、例えばAがBにお金を貸していて~~」
「債権者代位権には要件があって①無資力②債務者が債権を行使していない③~~」みたいな感じです。
すると、概要の部分や要件の確認、内容をしっかり説明できれば理解が進んでいます。
逆にどこか自信がなく不安な箇所、まったく思い出せなかった場所を重点的に覚え直しです。
⇒発展
目次学習法
上記の「人に説明する」の別の方法です。
目次だけを見てその項目について説明できるようにする目的です。
1条文
2代位権行使の要件(5つ)
① (債権者)
② (債権者)
③ (債務者)
④ (債務者)
⑤ (権利について)
3代位行使の範囲・内容・効果
具体例の説明
4債権者代位権の転用
・不動産の移転登記請求
・建物の明渡請求
ノートに各項目だけ転記し、その項目について何も見ずに説明できたり、要件を暗唱する方法です。
1人でもできるし場所も選びません。
スケジュールを決める
あらかじめ一週間やひと月と長期の勉強スケジュールを決めておくことも有効です。
小学校のとき、算数や歴史等の苦手な科目ありませんでしたか?
私は歴史が苦手でしたが、授業に出席していました。
なんで授業に出ていたか?
⇒「時間割で決められているから」です。
これは社会人でも同じです。出席したくない、する必要がない会議でも上司からスケジュールが抑えられれば出席する必要がありますよね。
勉強もあらかじめ、スケジュールを組んでおくとそれに従うようにインプットされています。
一週間やひと月単にでスケジュールを組んでみてはどうでしょうか。
スケジュール作りが苦手な場合、大手予備校やスケジュール管理をしてくれる通信講座を利用してみると良いでしょう。
アプリでスケジュール管理をしてくれる通信講座
まとめ
勉強期間が長ければ長いほど続けていくことが難しくなります。
勉強することを習慣づけるように生活リズムを変えていくことが一番効果的な方法です。
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